新ゴーマニズム宣言SPECIAL戦争論

小林 よしのり (著)

中国文化に漠然とした憧れを抱き続けた自分が、「ちょっと待てよ」と思い始めるきっかけとなったシリーズ。確かに中国文化はたいしたものだが、その延長で今の中国人と付き合うとえらい目にあう。その印象と現実のギャップをかなり埋めてくれた。
マスコミや教師の言うことを鵜呑みにしていると、無警戒のまま中国にかかわって丸裸にされてしまう。被害者ヅラして騒いでた連中が実は加害者だったなんてオチ。相手に罪の意識を植え付けるよう洗脳するだけで、いともかんたんに奴隷にすることができる危険性を認識させてくれた。
このシリーズを神聖化して中国やアメリカを嫌うのは危険だが、日本人としてのプライドをちょっとだけ取り戻し、自分でいろいろ調べ始める前の入門書には最適である。
ま、俺は小林よしのり氏とちがって親米だけどね。
中国の奴隷になるぐらいなら、