ホントは教えたくない資産運用のカラクリ(2) タブーとリスク篇

【著作】
安間 伸

東洋経済新報社

2004年5月

【価格】
¥1,890(税込み)

本書のメインテーマは「投資に関するリスク」です。

なにげなく言われているセリフにどれぐらいのウソや落とし穴が隠されているのかを明らかにします。銀行・証券・保険・不動産などの商品の売り手は、投資家にとってのメリットを強調するだけで、デメリットやリスクについては説明してくれません。

それどころか彼らは、投資家にとって不適切な商品でもやみくもに売りつけようとします(だって売らないとクビになっちゃう立場なんだからしょうがないじゃないですか)。

商品の売り手は決して余計なリスクを連想させるようなことを言わないので、買い手のほうがつねに賢く立ち回る必要があります。怖がってばかりでも話になりませんが、「買ってから心配するのではなく、買う前によく考える」という習慣があなたの資産を守ります。

本書はその基本となる考え方をふんだんに盛り込んでいますので、あなたが投資を決断するときの強力なガイドラインとなるでしょう。本書をマスターすれば、あなたにはこれまでと全く違った世界が見えて来るでしょう。読み終えた直後は投資商品のリスクに対して鋭い感覚を身に付けているはずです。